失敗しない家づくり
knowhow
2020.06.16更新
家の耐震をしたいんだけど、何をしたらいいのかよく分からない・・
耐震工事で補助金は出るの?
そもそも耐震工事って何?
皆さま、上記のような疑問を持たれたことはないでしょうか。
このページではそんな疑問にお応えすべく、
専門家による耐震工事についての解説を載せていきます。
耐震リフォームを知りたい方、耐震リフォームをしたい方、
ぜひ、ご覧ください!なるべくわかりやすい解説を心がけます。
また、お知り合いに耐震工事を考えている方が居られましたら、
このページを紹介していただけると幸いです。
ご質問等は以下のリンクからお問い合わせいただくか、
直接、岡﨑の携帯(090-1185-1179)までお電話ください。
(続く)
2020.06.21更新
耐震リフォームをする前に、まずは
「地震について知ること」
が大切です。
地震大国の日本では、頻繁に地震が起きます。
しかも、いつ・どこで・どのような規模の地震が
起こるかは分かりません。
だからこそ、居住地域に関わらず全員が対策をすべきものですね。
地震のメカニズムは左記の
「まさに日本は地震大国」
をご覧いただくとして、今回は
地震の発生周期について見ていきたいと思います。
近年、南海トラフと言う言葉をよく耳にします。
左図のような地域では、東海・東南海・南海地震があり、
100~150年の周期で発生してきました。
上記の地震のうち、東海地震は160年ほど発生していないのです。
つまり、周期の観点で言うと
いつ発生してもおかしくないということですね。
地震を正確に予測することはできませんが、
私たちが地震対策をすることはできます。
私たちが対策をするしかないのです。(続く)
2020.06.28更新
左表には、震度とその震度での揺れの感じ方がのっています。
震度0の「人は揺れを感じない」から
震度7の「耐震性の高い木造建築でも、まれに傾くこともある」
まで記載されていますが、家が傾いただけでも放っておくことは
できませんよね。
また地震が多い日本といえども、多くは1~3程度の小さい地震、
4~5はなかなか経験しないのではないでしょうか。
小さな震度の時には、耐震している家としていない家では
あまり差はないかもしれませんが、大きな地震となると、
命にも関わる大きな差となってしまいます。
実際の耐震補強計画の考え方では、大地震が発生した場合
“家の無傷” は、想定していません。
中にいる人が揺れがおさまってから、怪我なく外に
避難できるために、つまり家がぺっちゃんこに
ならないためのものと言う考え方です。
(続く)
2020.07.05更新
地震について知った後は、自分の家の強さを知ることも大切です。
今住んでいる家の耐震状況によって、
今後の耐震工事が変わってきます。
不明な点があれば、お気軽にご連絡ください。
家の状態は、資格を持った診断員による「耐震診断」により、
その家に点数がつきます。(現在の建築基準法で定められている最低限の
強さを1.0としたときの比率)
家の点数が分かれば、下半分にある「耐震改修チャート」により
各震度における被害状況が分かります。
昭和56年6月1日以前に建てた家だと0.4程度ですが、
震度5弱で小破、震度7で倒壊となっています。
岡崎工務店には、
「岡山県木造住宅耐震診断員」の資格を保有し、
設計・施工ができる建築士がおりますので、任せて安心です。
(続く)
2020.07.09更新
前回は耐震診断と家の点数についてお話ししました。
次は左の「写真で見る現実の被害」をご覧ください。
被害の程度としては、
無被害
小破
中破
大破
倒壊
があり、後に行くにつれて命を落とす危険が高まります。
写真の下にそれぞれの段階においての、
修復の可能性と被害状況が詳述されています。
大破・倒壊になると、余震による倒壊や火災発生の
可能性が高まるなど、2次被害も発生してしまいます。
(続く)
2020.07.13更新
自分の家の評点が分かれば、次にすることは
耐震工事によって何点までアップさせたいか、です。
例えば今が、0.4だとすると1.2程度にする必要があります。
(1.0程度以下は、耐震補強計画の意味がなく不許可になります)
理想は1.2程度です。そうすることで、
耐震診断・耐震補強計画の費用に補助金が下りることになります。
しかし1.2程度の評点は、一応倒壊しないレベルでしかなく、
1.5以上で倒壊しないレベルになります。
岡崎工務店は、そのことを丁寧にご説明させいただき、
ほとんどのお客様が、1.5以上の評点にされます。
補助金に関しましては、1.2程度の評点まで補助金を貰い、
残りの0.3程度はお客様の実費となります。
(続く)
2020.07.18更新
今回は耐震工事のアイデアをお話しします。
アイデア1
「リフォームのついでに」
耐震工事のついでに、お家のリフォームをしてみては
いかがでしょうか。リフォーム工事費用がかかりますが、
耐震工事には条件によって補助金が付きます。
アイデア2
「外側だけからの工事」
耐震工事はまず、外壁の補強計画をします。
そしてまだ耐震が足らないときには、
家の中心に向かって補強個所を増やしていきます。
外壁塗装工事をする際に耐震工事もしてしまうのがおすすめです。
アイデア3
「使わなくなった部屋を減らす」
二階建ての場合、二階部分を取り除く(減築)と、
それだけでかなり家の点数が上がります。
(続く)