失敗しない家づくり
knowhow
家づくりにはデザイン性・機能性もさることながら、地盤改良工事もとても大切
家の重さより地面の家を支える力( 地耐力と言います )が低いと家は傾きます。
その地耐力が弱い地面のことを「軟弱地盤」と言います。
住宅の建設予定地が軟弱地盤の場合、地盤改良などにより、住宅の荷重に地盤が耐えられるよう地盤補強しなくてはなりません。
地盤改良には主に次の3種類があります。
・表層改良工法
・柱状改良工法
・鋼管杭工法 です
柱状改良工法 の解説です。
家の重さを支える力( 地耐力と言います )を調べるところから始めます 。
地盤調査 と言いましてスウェーデン式サウンディング試験が一般的です。
そして住宅の建設予定地が軟弱地盤の場合、地盤改良などにより、住宅の荷重に地盤が耐えられるよう、地盤補強しなくてはなりません。
スウェーデン式サウンディング試験のデータに基づき地盤工事の設計をします。
その結果、建物に対する地盤改良計画図が出来上がってきます。
丸い印がスリーエスG工法の直径50センチの杭です。
ちなみに6メーター下に支持層が有りました。
瑕疵担保履行法で、新築工事の完成引き渡し後、瑕疵に対する10年間の瑕疵担保責任を負っています。
具体的には、1000ミリの水平距離に5ミリを超える水平のゆがみの場合、業者は直さなければなりません。
なので、地盤工事はとても大切なものなのです
土地の地耐力をきちんと調査し、そのデータと建物の条件を考慮して地盤改良の図面が出来たら、もう安心です。
あとは工事の監理をして、工事データを整理し、保証書をまとめ、新築工事の完成引き渡しの時に、お施主様に重要書類としてお渡しします。
こちらの現場では、 スリーエスG工法を採用しました。
手順① 掘削機で支持層まで回転させて掘り進めます。
② 地盤調査のデータ通り掘り進めましたら支持層に錐の先が当たりトルクがかかるので、一旦ドリルを止めます。
③ またドリルを回転させて引き抜くのですが、同時に特殊なコンクリートを錐先から充填しながら撹拌していきます。
④ こちらの現場では直径50センチのコンクリート杭が出来上がるのです。
あとは、地盤改良の設計図道理にしているかのチェックをして次なる、基礎工事に移るのです。